このレッスンでできるようになること

使えない状況を切り分けて確認メモにし、何が起きていて何を確認してほしいかを書いた管理者への依頼文を作れる。

始める前に

会社のGoogleアカウントで使えない画面(Geminiアプリ、またはGmailやドキュメント内の機能)。確認結果を書くメモ。依頼文の練習には、架空の状況を使います。

使用するもの:Gemini / Google Workspace

やってみよう

使えない画面を一つに決める

「Geminiのアプリ(gemini.google.com)」か、「GmailやドキュメントなどのサービスのなかのGemini機能」かを決めます。公式ヘルプでは、この二つは管理者の設定画面が別です。どちらで困っているかが、依頼の出し方を左右します。

利用者として確認できることを見る

確認するのは次の点です。会社のアカウントでサインインしているか。画面に出ている文言は何か(そのまま控えます)。同じ部署の人は使えているか。公式では、アドオンを使えるのは18歳以上で、割り当ては管理者の責任とされています。また、Geminiアプリを利用できる国と地域は限られます。GmailやドキュメントなどのなかのGeminiを使うには、利用者側で「スマート機能とカスタマイズ」を有効にする必要がある、と公式の管理者向けヘルプに書かれています。オフになっていないかを確認します(会社の方針で変えられない場合は管理者に相談します)。管理者が止めている場合に利用者の画面へ何が表示されるかは、公式ページで確認できませんでした。表示のされ方は環境で異なる、と考えてください。

管理者に確認してほしい点を依頼文にする

Geminiを使えるようにするかどうかの設定は管理者が持っており、利用者が自分でオンにすることはできません。依頼文には、症状・画面・確認済みの点に加えて、次を確認してほしいと書きます。Geminiアプリのオン/オフ(管理コンソールの「生成 AI」の「Gemini アプリ」)。各サービスの機能アクセス(「Gemini for Workspace」の「機能アクセス」)。自分が入っているグループと組織部門の設定(公式では、グループの設定が組織部門の設定より優先されます)。自分のアカウントのライセンス(会社の契約によってはアドオン)の割り当て。Geminiアプリの設定変更は、反映に最長24時間ほどかかることがあると公式にあります。再確認の時期も書きます。

使えるようになったら、練習用の文書で確かめる

設定が変わったら、短い練習用の議事メモで試します。使い方は、本編の「GeminiとGoogle Workspaceで仕事を整理」の手順に進みます。使えない間も、会社の文書を個人のアカウントのGeminiに入れてはいけません。会社のルールと管理者の判断に従います。

そのまま使えるプロンプト

[ ]の部分を自分の情報に置き換えて使えます
次の状況を、社内のIT管理者への依頼メッセージに整えてください。
症状:[Geminiアプリ/ドキュメント内のGemini]が使えない。表示された文言:[そのまま写す]
確認済み:[会社のアカウントでサインイン、18歳以上、など]
不明:[同じ部署の人が使えるか、など]
お願いしたいこと:Geminiアプリのオン/オフ、各サービスの機能アクセス、グループ設定、私のアカウントへのライセンス割り当ての確認。
条件:①事実と推測を分ける ②丁寧で短く(250字程度) ③設定の反映に時間がかかる場合があるため、再確認する時期を一文で添える ④会社名・メールアドレスは入れず、[氏名][部署]のまま残す
具体例・確認のイメージ入力例(架空):経理部の山田さんが、ドキュメントでGeminiの機能が表示されない。会社のアカウントでサインイン済み。ほかのメンバーが使えるかは不明。出力の例:「ドキュメントでGeminiの機能が表示されません。会社のアカウントでサインインしています。ほかのメンバーの状況は未確認です。機能アクセスの設定、グループ設定、ライセンスの割り当てをご確認いただけますか。変更の反映には時間がかかる場合があると聞いていますので、明日あらためて確認します。[氏名][部署]」

つまずいたら、ここを確認

使えないからと、会社の文書を個人のアカウントのGeminiに貼って試す

会社のデータを個人のアカウントに入れるのは避けます。会社のルールと管理者の判断を確認し、練習は架空の文書で行います。入れてよい情報の考え方は「仕事の情報をAIに入れる前に」で確認できます。

できあがりのチェック

  • 使えない画面(アプリか各サービス内か)を一つに決めた
  • 表示された文言と、確認済みの点を控えた
  • 依頼文に、会社名やメールアドレスを入れていない
  • 管理者の設定を、利用者が自分で変えられるとは書いていない

機能・利用条件を確認する

公式情報確認:2026.10.07。画面や利用できる機能は、プラン・地域・管理者設定で異なる場合があります。手順・プロンプト・出力例は当サイト独自の学習用作例で、各環境での実行結果を保証するものではありません。